僕は最近ずっと花言葉を調べていて、もはやマニアの域に達するのではないか?とも言われています(嘘です)
それで、ひまわりの花言葉について調べていたのですが、まー、これがなかなか面白い。
つーか、怖いわっ(笑)
まるで芸能人のドロ沼三角関係を見ているかの様です。
誰がか?というとギリシャ神話の神様です。
もちろん神様は、僕たち人間の価値基準とは異なるところに生きているので、僕が理解できないのは分からなくも無いですが、それにしてもひど過ぎる。
(↑失礼!)
とはいえ、酷いというのはあくまでの人間の僕の思考で言ったらそうなのであって、もしかしたら神様視点(メタ視点)だと変わってくるのかも!?
と思ったので、考察してみます。
この記事では、
・ギリシャ神話を由来とした、ひまわりの花言葉考察
・今回のギリシャ神話から学ぶ、神様の視点考察
・本当は怖いひまわりの花言葉をどうプレゼントするのか
などの話をしたいと思います。
ひまわりの花言葉が怖いのはなぜか
ひまわりの花言葉が怖いと言われるのはなぜでしょうか。
それは、あるギリシャ神話に基づいた話になっていて、それが結構残酷ドロドロな人間関係(神様関係?)になっているからです。
色々と調べていたら、多くのサイトがそのことを伝えていました。
ただ、結構みんな同じ様な解釈をしているので、今回は、全く逆の解釈をしてみようかと思います。
・・・。とその前にこの記事の結論、ひまわりの花言葉をお伝えしておきますね。
ひまわりの花言葉
・私はあなただけを見つめる
・愛慕
・崇拝
・あこがれ
・熱愛
・情熱
以上がひまわりの花言葉になります。
さて、どこが怖いのでしょうか?
「怖くないじゃないか。」
と、思うかもしれませんが、このギリシャ神話を聞いたら怖いと思うかも知れません。
ひまわりの花言葉の怖い由来
今回、登場するのは4人です。
神様2人と、人間2人。
つまり、
太陽神アポロン(神)
水の精クリュティエ(神)
オルカモス王(人間)→ペルシア国王
レウコトエ王女(人間)→ペルシア王国の王女、オルカモス王の娘
横文字ばっかで分かりづらい名前だ(笑)
要するにこんな三角関係です。
太陽神アポロン
容姿端麗でイケメンなので、神々、精霊に大人気です。ただ、アポロンは女性関係にだらしなく、大問題を引き起こします。
アポロンは結構テキトーな性格なので、仕方ないんでしょうね(笑)
黄金の矢を使って、人々に疫病を撒き散らしたり、逆に救ったり、はたまた神々が押し黙る様な雰囲気の時に茶化して、皆を笑わせたりだとか、かなり無邪気で無神経な性格をしています。
そんなアポロンを好きになってしまった
水の精クリュティエ(神)。
付き合って下さい!
(↑暇かは知らないけど、多分暇人だと思う)
そうやって付き合いだした2人ですが、早速アポロンの浮気心が芽を出します。
この浮気心は全知全能の神ゼウスの親譲りですねー。
なんとアポロンは、ペルシア王国のレウコトエ王女(人間)に恋をしてしまいます。
何せ、レウコトエ王女といえば、絶世の美女エウリユノメ(人間)の娘です。
世界一美しいんですから、アポロンが虜になるのも仕方ない。だって綺麗な人を放っておけないアポロン様ですから。
アポロンは仕事を忘れて、レウコトエ王女を眺めて見る様になります。
アポロンは太陽神ですから、日の出、日没を時間通りにするのが仕事。
でもアポロン様は・・・。
(仕事しろ!アポロン!)
それで、ついに我慢できなくなって、レウコトエ王女のところに忍び込みます。
なんと母親に変装して。
いやいや、これは、不法侵入では・・・?
人間のレウコトエには、何がなんだかさっぱり分かりません。
とか言ってなんか凄いことアピールし、なんだかんだでレウコトエを我が物にしてしまいます。
(×××しちゃったってこと)
それを知った現彼女の水の精クリュティエは大激怒。
と、ペルシア王国、国王のオルカモスに告げ口します。
後に私に外交が有利になる様に政略結婚で恩返しをするのではなかったか!ワシのメンツを潰しおって!!
と、逆鱗に触れ、レウコトエを生き埋めにしてしまいます。
その後、アポロンは、クリュティエに振り向くことはありませんでした。
クリュティエは、ひたすらアポロンが振り向くのを待っていました。
地上にたった一人で立ち、飲まず食わず。唯一口に入れたのは、彼女の涙と夜露のみ。
9日間立ち尽くした時、クリュティエの足は大地と一体化し、それでも尚、太陽を追い求める姿に、人々は彼女をこう呼びました。
情熱のひまわり
と。
この様にして、ひまわりとその花言葉が明らかになりました。
・私はあなただけを見つめる
・愛慕
・崇拝
・あこがれ
・熱愛
・情熱
全てはアポロンを見つめるクリュティエの様子が花言葉になったようですね。
(悪いのは全部アポロン様だ)
以上がひまわりの花言葉の由来になりますが、一般的な解釈としては、やはり嫉妬心に燃えるクリュティエの末路を考えると、ひまわりの花言葉は怖い、という結論になってしまうのだと思います。
この結論は本当でしょうか?
僕は全く真逆の解釈ができると思っています。
どんな内容まのか、以下に考察していきたいと思います。
ひまわりの花言葉は本当に怖いのか?
クリュティエは、本当に悲しみに暮れながら、死んでしまったのでしょうか。僕はそうではないと思っています。
特にギリシャ神話で多く出るのは、神々がウットリと愛する相手を見るという描写が多いことがあります。
すなわち、独占欲にまみれることもなく、ただただ、相手の姿を見るだけで幸せな状態もあるということですね。
クリュティエの場合は、もちろん最初は悲しみの涙だったでしょうが、そのまま大地と一体化しました。
すなわち母なる大地の気持ちを受け取り、大地そのものになったとも解釈することができます。
生と死を超越した、地球という存在。
ひまわりは受粉して種を授かり、また翌年にさらに多くなって咲き誇ります。
年月が経つほどにクリュティエは自身の花を増やし、永遠とアポロンの姿を見ることができます。
それもまた、幸せの一つの形なのではないでしょうか。
僕たちは人間だし、あの世がどの様になっているのか分かりません。
人である以上、死は怖いし、生きる間に出来る事をしようと思います。
ただ地球の中の生命体という視点で見たとすれば、ある生物は食べられ、それが肥やしとなりそれが森を育てたりもします。
これは命のバトンタッチが行われており、自分の生命がほかの生命に役立っていると考える事ができます。
そう考えると、必ずしも
死 = 悪い事
とは言えなくなります。
今回、僕が伝えたいのは、死後の世界とか、生死を超越した世界があるとか、そういった事を言いたいのではありません。
出来事とは単なる一つの結果であり、その良し悪しを決めているのは、僕たち人間であるということです。
起きた出来事を解釈しているのは僕たちです。
人は生きる上で、失敗した体験だとか、もう繰り返したくないトラウマなどがあります。
そのトラウマによって、過去に囚われ、行動が制限され、可能性が狭まります。
でも、その過去の嫌な出来事を必要な事だったんだ、と認識(再定義)することができれば、前に進むことができます。
むしろ、トラウマのマイナスイメージをプラスに転じる事ができれば、過去から応援されるような感覚となり、現在や未来に向けて生きることができます。
すべては単なる出来事であり、ポジティブに捉えるのか、ネガティブに捉えるのかは自分次第です。
僕はそうした出来事をポジティブに捉える事で、不安の無い生き方をしたいと思っているし、こうした考え方が多くの人に広まったらよいな、と考えています。
みんながその出来事を学びに変える意識で解釈できたら、世の中はもっと幸せになるのではないでしょうか。
最後にひまわりの花言葉をおさらいして、本日の記事を終えたいと思います。
ひまわりの花言葉
・私はあなただけを見つめる
・愛慕
・崇拝
・あこがれ
・熱愛
・情熱
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ひまわりの花言葉がギリシャ神話がもとになっているのを始めて知りました。最初読んだときは、ずっと太陽の方向を向いて咲いているひまわりを想像して執念深さや怖さを感じましたが、記事を読んでいくうちに、今になっても好きな人を見て幸せを感じているのかもと思うと一途でひたむきな愛なのかもと考えが変わりました。
確かに無言でじっと見られると怖いかも知れませんね(笑)
ただ一つ思うのは、相手に見返りを求めずに、愛を尽くすことができたら、もうそれだけで自分も幸せなんだろうな~そんな風に思ったりもします。
ただただ、相手の幸せを祈るのか、振り向かせようとあの手この手を尽くすのかは意味合いが全く違いますね。
ひまわりの場合は、ただ幸せを祈る方の気がします^^