ガジュマルは最近観葉植物としてポピュラーになってきました。
花言葉がよい意味が多いのと、風水的な側面から人気だと言われています。
どうも、じゅんぺいです。
ところが簡単に育てられるかと思いきや、室内での栽培は意外と難しいガジュマル。
今回はそんなガジュマルの花言葉と室内での栽培方法についてお伝えします。
花言葉、花の意味については、一部怖いものもあります。
最初に花の意味、花言葉について、次に育て方を記載します。育て方に興味がある方は、読み飛ばして下さい。
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ガジュマルの花言葉は沢山の幸せ
ガジュマルの花言葉は主に二つです。
・健康
・沢山の幸せ
「沢山の幸せ」という花言葉ですから風水的にも非常に縁起のよい植物です。
ガジュマルは強力なエネルギーを持っていますから、自分が普段いる場所に置いて、場の雰囲気を高めて、自分もそこからエネルギーを頂きましょう。
ガジュマルには怖い精霊がいる?
ガジュマルには、キジムナーという精霊が宿っているそうです。座敷わらしの様な存在で、昔の人には敬われ、恐れられていました。
ガジュマルは、生命力が強く、大地のエネルギーを多く吸い取るので、他の木や建物、アスファルト、コンクリートなどをも侵食します。
「絞め殺しの木」と呼ばれるのはそうした理由からです。
そんな丈夫なガジュマルですが、室内での育てようとすると意外と難しいです。
確かに本やインターネットでは比較的簡単と書かれていますが、Yahoo!知恵袋を見るとわかる様に、葉や枝が間延び(徒長)してしまったという相談が多数寄せられています。
ガジュマルの育て方のコツは、
・水やり
と
・光
です。
ガジュマルの育て方、室内で枯れた…とならない為に
ガジュマルをうまく育てるコツは水やりと光合成です。
ガジュマルの根腐れしない水の与え方
水やりについては、水やりの3サイクルを意識する様にしますね。
水やりの3サイクルとは、
潤→湿→乾→潤
の3サイクルで水やりのタイミングを図ることです。
3サイクルに関して詳細を説明しますね。
潤
ビショビショに水分がたっぷりと入っている状態で、余分に与えると底から溢れ出ます。
もうお腹いっぱいで食べたくない。という状態ですね。
湿
シットリ濡れてちょうど良く湿っている状態です。水を与えるといくらか吸い込んでやがて底から溢れてくる。
人のお腹に例えるなら腹八分目であり、これがガジュマルにとってはちょうど良い水の量です。
乾
サラリとして表面の色が変わってくる頃は、根が吸い上げる水もそろそろ底をついた時。ここで水を与えます。
以上の様に、室内に置いても雨と晴れの状態を作り出す必要があります。土が乾くことで根が呼吸することが出来ます。
水のあげすぎによる根腐れは、水が多すぎて根が呼吸できないことから始まります。
水をあげるタイミングは、乾の状態になった時。夏場ならその状態で与え、冬場は冬眠期になり生長が緩やかになるので、土が乾いた2〜4日後くらいに水を与えます。
水の与え方は腹八分がベストなのですが・・・。ただ、この水の量を勘で調整するのは難しいので、潤状態にします。
具体的なやり方は、
鉢の底から流れ出るまでたっぷりと与えます。
鉢の受け皿に溢れた水は、必ず捨てるようにします。
環境によっても、水やりの頻度は変わってきます。日当たりの良い場所や、風通しの良い場所、つり鉢などは土が乾きやすく、水やりの回数は多くなります。
気温が高く、植物の生育が活発な時期は回数が増え、植物が休眠状態になる冬は、水やりの回数は減らしましょう。
また、室内に植物を置く場合は、エアコンの冷暖房によって湿度が低くなる場合があるので、スプレーなどで水を吹いてやる葉水を適度に与えたましょう。
次はガジュマルの光合成についてです。
ガジュマルが成長する光合成の仕方
ガジュマルは日陰でも育つと言われていますが、葉が間延びしてうまく育てられない人も多くいます。
ネット、参考書を探しても、あいまいな表現が多いので、より具体的にお話しします。
まずは日当たりの3種類を抑えるようにします。
日当たり
充分に日光が当たる明るい場所。戸外やガラス窓を、通して日光がよく当たる場所など
弱い日当たり
日光の当たる窓から少し離れているが、室内の明るい場所。レース越しのカーテンなどを通して光が当たる場所もある
もしくは、 直射日光の当たらない南側の縁側付近のイメージ。
日陰
光があまり届かないか、窓がなく人工照明のみの場所
ガジュマルに適しているのは、弱い日当たりの部分と言われています。
これは、ガジュマルの温室で育つ環境を考え、一般的に観葉植物の育つ環境(=温室)の明るさは、すりガラス2枚を通した光が薄い黒色の網目を通ったくらいのものです。
これを基準にして、光の過不足を週に1度くらい明暗いずれかに移動してやるとか、鉢を回してやると良いでしょう。
ガジュマルは耐陰性があると言われていますが、やはり時折日光に当てた方が元気に育ちます。
ただ、 室内に置いていた鉢植えを戸外に出すときは注意が必要です。
室内と戸外では、光の具合などの環境が大きく変わるので、急に変化させると植物も驚いてしまいます。
少しずつ環境に慣らし、1週間程度かけて移動するようにしましょう。
日光が足りない時の奥の手
・・・とここまで目をかけるのも難しいかも知れません。
リビングや玄関、トイレ、キッチンなど、窓際におけない場合がほとんどではないでしょうか。
南向きの窓のある家ばかりとは限りませんし。
どうしても室内でうまく育てたい、という場合は照明を取り付ける事をオススメします。
植物育成LED(光源)ですね。
基本的には人が寝て、起きる位の時間を点灯させておけば、よりガジュマルも育ってくれると思います。
その他の注意事項
肥料は生長を促進するために使うものなので、現時点で枯れそうな場合は使う必要はありません。
与える場合は、 成育期は2ヶ月に1回、緩効性化成肥料を与えます。冬は肥料は与えません。
害虫対策は、最初に風通しを良くするように定期的に換気します。
乾燥や風通しの悪い場合は、カイガラムシが、つくので注意。見つけたらこすり落とすか、早めに殺虫剤で駆除します。
また、風や乾燥に弱いのでエアコンの風が直接当たらないようにしたり、スプレーで水を適宜吹き付けます。
ガジュマルが枯れた場合の対処法
ガジュマルは丈夫な植物なので、葉が落ちたとしてもあきらめないでください。
幹(木根)の部分が生きていれば、復活します。冬場から夏にかけて環境を整えてあげれば復活します。
さいごに
今回はガジュマルの花言葉と、室内での育て方をお伝えしました。
花言葉は
・健康
・沢山の幸せ
絞め殺しの木と言われるほど生命力の強い、「健康」な植物ですが、やはり光と水は必要です。
「沢山の幸せ」を振りまくためにも、元気に育ててあげたいですね。
参考文献
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ガジュマル
http://www.qherb.jp/onlineshop/gardening/beginners/watering-pots.html
http://www.mlab.ne.jp/sp/columns/gardening01_20110123/
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