クレマチスの花言葉を理解しようと、色々と情報を探っていたのですが、今回もまた、ヘビーな内容になってしまいました。
花言葉って、明るい言葉が殆どです。でもその裏には、乗り越えるべき壁があります。
どうも、じゅんぺいです。
クレマチスも調べてみて同じことが言えました。
クレマチスの花言葉のキーワードは、911と椎名林檎さんの『茎』です。
クレマチスの花言葉は紫とか色別に違いあり?
クレマチスの花言葉は、
・精神の美
・策略
・旅人の喜び
・創意工夫
色別の花言葉は見当たらず、ですね。なので色別に考えずに上記の花言葉を使ってもらえたらと思います。
そして、いつもいつも思うのですが、どうして花言葉って、こうも纏まりが無く、一言でバシッと言えないものが多いのでしょうか(笑)
考察する身にもなって欲しい(笑)
クレマチスの花言葉の一般的な由来がおかしい件
花言葉の由来について、参考文献を当たりましたが見つける事はできませんでした。
ただ、他サイトでは、聖母マリアの伝説が有力との説を見つける事ができました。
ただ、その内容がどうも信ぴょう性がなくて・・・。「旅人の喜び」について、聖母マリアがキリストを連れて、エジプトに渡った時に、クレマチスの茂みで休んだから、「旅人の喜び」と名前がついたと言う説が有力です。
というか、どのサイトも同じような由来を書いているのですが、僕はそれはちょっと違うかな?と考えています。
その理由は、聖母マリアがエジプトに渡ったのは、神の子キリストをヘロデ大王から守るためであり逃避行です。これを「旅人の喜び」と解釈するのは、いくらなんでも違うんじゃないかと考えたからです。
もし、キリストが、逃避行であっても楽しんでいるようだったら話は別ですが、さすがにその様子までは見つける事ができませんでした。
とはいえ、エジプト周辺では、キリストの当時の伝説がありまくるそうなので、案外、喜び幸せを振りまいていた可能性は否定できません。
椎名林檎の茎に登場するクレマチス
クレマチスが椎名林檎さんの『茎』に登場します。
この『茎』の面白いところは、クレマチスはツル植物であって、茎はないんですね。
クレマチスの『茎』と表現したのにはちゃんと訳があると思っています。
この茎という曲は、アメリカ同時多発テロ事件、通称911事件が起こった時に、非常に心を痛めた林檎さんが作った曲なんだそうです。
林檎さんが出産を終えて、これから育児に専念して専業主婦になろうと思っていた矢先の911事件が起きました。
そのとき私はこのままで良いのだろうか?
と生き方に疑問を持ったそうで、彼女のターニングポイントになった曲では無いかと、多くの人が想像しています。
僕が感じたこの曲のテーマは、
・男性の『陰茎』の表現であり、
・性というより、人類の繁栄を意識。
・強大な敵に立ち向かう、ツルみたいにか弱い陰茎
・それでも一度立ち上がったら二度と倒れないという林檎さんの決意
奮い立った、林檎さんの意志が見える、明るく力強い曲です。
とはいえ、前半は911の混沌とした場面を表現されているのか、不協和音だらけで、さっき10年ぶりくらいに聴きましたが、余りの毒々しい感じに、めまいがしてきました(汗)
後半は、林檎さんの決意の表れなのか、曲調が力強くなってくるので逆に気持ちが入ります。
椎名林檎さんの『茎』の解釈
歌詞の解釈は以下の通りです。
このドアなら絶対に破れない筈
この塔なら崩れない筈
この天なら潰れない筈
そんな安全神話はとても嘘らしく匂います。
たとえタネを蒔いても、育ってもそれはクレマチス。
茎なんて無くて、細くて、か弱いツルです。
花が咲いても強く色づいても、一瞬にして黙って朽ち落ちてしまいます。
なぜ、どうして悲しくなったの?
これは現実の様な夢なのでしょうか。
かくして泣いて戸惑ってはいけません。
一度立ったら進まなくては。
私はやっと呼吸ができる様になって来ました。
なぜ?どうして、うなされているのか?
その現実は夢でしょうか。
今日からは、
生えても芽が出てもクレマチス。
立ち枯れてしまうこともあるので、咲いても喜び過ぎませんから、大事なだけは命持って行かれませんように、私は祈ります。
もう、私は泣いたり戸惑ったりしません。
私はもう、立ったら二度と倒れない。
もう他に何もいらない。一つだけどうか、誰か、ああ。
私は挑戦者
エントリーナンバーワン
この曲は、林檎さんの決意の表れだと思います。私は私のやるべき事をやる、という断固たる決意に感じます。
911の出来事に向けてのメッセージとも取れますよね。
テロの力は強大です。男性の象徴『陰茎』ですが、それはとてもか弱いです。
幹でも無く茎、と言いつつもクレマチスは、蔓(ツル)です。
というか、どうしてクレマチスの花ではなく、か弱い茎という表現なのか?
クレマチスの花言葉考察
そうした、圧倒的不利な状況下においても、諦めずに立ち上がる。
そうした精神の強さが、「精神の美」ですし、テロリストの「策略」に屈しない。辛い中でも腐らずに喜びを感じる(旅人の喜び)
林檎さんが、クレマチスの花言葉を考えながら曲を作ったのかは不明ですが、結果として「精神の美」を強烈に表現した曲だと思います。
僕たちは、か弱い蔓です。でも、誰かに掴まりながらだったら立てるし、みんなで力を合わせれば、束になることが出来ます。
心を一つにする、精神の美、大事にしたいですね。
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