クロユリの花言葉はご存知でしょうか。本記事の題名の通り、「呪い」なんですよね。
どうしてそんな事になったのか、戦国時代の出来事からその由来を紐解いて行きたいと思います。
クロユリの花言葉の由来
クロユリの花言葉は、
・愛
・呪い
ですね。どうして相反する言葉が花言葉となっているのでしょうか。
色々と調べた結果、どうやら戦国時代に実際にあったある恐ろしい出来事から、クロユリの花言葉が決まって来たそうだ、という事がわかってきました。
メインとなる登場人物は、佐々成政とその侍女小百合。
実はクロユリって正式にはユリじゃないんです。他のユリはユリ科ユリ属に対して、クロユリはユリ科バイモ属。
どうしてそうなのかは分かりませんでしたが、侍女小百合と何か関係があるのかも知れませんね。
クロユリ花言葉、呪いの伝説
クロユリの花言葉に「呪い」があるのは黒百合伝説にあるとされています。
時代は戦国時代。戦国武将 佐々成政には、とてもお気に入りの側室がいたそうです。
それが小百合(さゆり)です。
そうして二人の間には子供が出来ました。
ところが、あまりの溺愛ぶりに、他の側室がありもしない噂を流すことになります。
身ごもった子供は、成政さまの子ではないのよ!
それを知った成政は烈火の如く怒り、
一族18人全員の首をはね、磔(はりつけ)の刑じゃ!
小百合は死ぬ間際にこう叫びました
↓こんなんなって(笑)
と言って死んでしましました。
それから、成政は、秀吉に取り入る為に、側室のねねに一輪のクロユリを贈ります。
その後、茶々は立山に咲いたクロユリを大量に取り寄せ、まるで雑草かの様に扱います。
大衆の面前で、大恥をかかされたねねの怒りの矛先は成政に向かいます。
こうして成政は、小百合の言った通り、立山の黒百合で死ぬことになってしまいました。
あくまで伝説なのでホントかどうかは定かではありませんが、ホントだとしたら、黒百合物語、恐ろしいです(汗)
しかしいつもこの手の 熱愛⇒恨み の話は、こう極端な結末になってしまうのか。
不思議だよなーと思っていたのですが、一つ思いついたので、以下に書いておきますね。
なぜ愛は憎しみに変わるのか
どうして愛は憎しみに変わるのでしょうか。
・愛情が強ければ、嫉妬もすごい
本当によくある話だよなー、と思います。最近気が付いた事があるのですが、愛と憎しみは表裏一体だと思います。
これ、一種のエネルギーだと定義すると、なんとなく意味が掴めてくる気がします。
エネルギーって総量であり、方向性はありませんよね。そのエネルギーに方向性を付けた時に、
良いエネルギー:愛情
悪いエネルギー:憎しみ
に変わってしまうのだと思います。
・・・と考えると、憎しみの悪いエネルギーは方向を変えれば、良いエネルギに―に変える事も可能!?
そういえば昔、こんな出来事がありました。とても好きだった彼女に振られた友人が二人いたのですが、どちらが良いでしょうか?(あなたはどっちのタイプですか?)
一人は
「許せない!いつまでも追いかけまわしてやる!」
もう一人は
「もっといい男になって、見返してやる!」
どっちが良いかは一目瞭然ですよね。例え良くない出来事であっても、それをうまく良いエネルギーに変える事ができたら、ハッピーになれると思うんですよね。
恋愛に限らずですが、僕もマイナスなエネルギーが溜まってしまったら、方向転換してプラスのエネルギーに変えられるようにしたい、そう思いました。
・上司や先生、先輩に怒られたらその怒りをバネにして頑張る。
・振られた彼への悲しみをバネにする。
怒り、悲しみはうまく変換できれば、モチベーションという大きな力に変える事ができます。
さいごに
今回は恐ろしいクロユリの花言葉に関して、黒百合物語を通して解説しました。
「愛」と「呪い」表裏一体の花言葉ですが、その出来事を「愛」に変えるのか、それとも「呪い」に変えるのかは自分次第なんだなーと改めて思いました。
前向き、ポジティブに捉えられるように生きたいですね。
花言葉に由来があるなんて初めて知りました。
クロユリの花言葉が「愛」と「呪い」という真逆の言葉があるのも面白いですが、そうなった経緯がLINEのやり取りみたいでわかりやすくて笑ってしまいました。
私も花言葉一つから出来事を良いものにするか、悪いものにするかは自分次第だと改めて実感しました。
コメントありがとうございます!
人間の修羅場はすべてLINEにある、そんな事が言われているとか言われていないとか(笑)
花言葉を贈るときは、一言メッセージを添える事になりますよね。
なので、どんな花言葉を相手に贈りたいのかを明確にしさえすれば、悪い意味、怖い意味も気にしなくて良さそうですね^^