歌う花言葉、愛と希望と感謝の思いを伝えよう

ヒヤシンスの花言葉(青紫白ピンク)、由来の2つの神話と松浦亜弥の曲

この記事は6分で読めます


ヒヤシンスの花言葉とアポロン、トロイの木馬、アキレス腱の関係はご存知ですか?

どうも、じゅんぺいです。


アポロンと言えば、ギリシャ神話の太陽の神、時に弓矢の神。トロイの木馬は、トロイア戦争における兵器。

そして当時天下無双だったアキレスはその戦争で弱点のアキレス腱を打たれ戦死・・・。


実は、この2つの神話を元にヒヤシンスの花言葉が生まれたんです。今回はそのお話をしようと思います。



花の歴史を知る事で、その花から何を学び、またどんな言葉を相手に贈るのか。より深く学べると思います^_^



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ヒヤシンスの色別花言葉(紫、ピンク、赤、白、青、黄)


ヒヤシンスの花言葉の一覧を紹介します。


ヒヤシンス全般の花言葉は、
・スポーツ
・ゲーム
・遊び
・悲しみを超えた愛

紫のヒヤシンスの花言葉



紫のヒヤシンスの花言葉は
・悲しみ
・悲哀
・初恋のひたむきさ


ピンクのヒヤシンスの花言葉



ピンクのヒヤシンスの花言葉は
・スポーツ
・ゲーム
・しとやかなかわいらしさ


赤のヒヤシンスの花言葉



赤のヒヤシンスの花言葉は
・嫉妬

白のヒヤシンスの花言葉



白のヒヤシンス
・控えめな愛らしさ
・心静かな愛


青のヒヤシンスの花言葉



青のヒヤシンスの花言葉は
・変わらぬ愛


黄色のヒヤシンスの花言葉



黄色のヒヤシンスの花言葉は
・あなたとなら幸せ
・勝負


花言葉の種類をざっくりいうと以下の2種類に分かれます。

・恋愛系
・スポーツ(遊び)系

この二つの花言葉の由来となっているのが一つ目の話、アポロンとヒュアキントスの神話です。

同性愛と、あるスポーツに関わる話です。

ヒヤシンスの花言葉の由来


ヒュアキントスは秀でた眉、ふっくらした紅色の頰の美少年でした。ヒュアキントスはマケドニア王ピエロスと、楽神クレイオーの息子です。


↑ヒュアキントスのイメージ



弓矢の神アポロンはヒュアキントスをとても気に入っていて、いつでも二人で遊んでいました。


↑アポロン


ある春先の晴れた日、そよ風が吹き、花の香りが草原に広がっていました。その日、アポロンとヒュアキントスは円盤投げの遊びをしていました。

円盤投げは、2キロの円盤を70メートルも飛ばすスポーツです。

アポロン
見ていなさい私が遠くへ飛ばしますから



ヒュアキントス
すごいです。とてもよく飛びました!





ヒュアキントスは次は自分の番だと喜び勇んで飛んでいる円盤に不用意に近づいてしまいます。



ガツっ


その時、鈍い音がしました。なんとヒュアキントスの額に数十メートル飛んだ2キロの円盤が直撃してしまったのです。

ヒュアキントス
ア、アポロン様・・・。


ヒュアキントスの額からは沢山の血が流れてしまいました。アポロンは医療にも詳しく、あらゆる手段を使って血を止めようとします。


アポロン
ヒュアキントス!!死ぬなーー




しかしその努力むなしく、ヒュアキントスは亡くなってしまいます。



アポロン
お前が死んだのは私のせいだ。私も一緒に死のうと思う。だが私は神だ。死ぬことができない。しかし運命によって結ばれた私たちはいつでも一緒だ。これからはお前は私の心の中に生き続けるのだ。



お前は私の悲しみを写した花になるのだ。

するとヒュアキントスから流れた血が花に変わったのです。



アポロン
お前の花びらに『Ai Ai』と書くとしよう




この意味はギリシャ語で「悲しい、悲しい」という意味でした。こうしてヒュアキントスはヒアシンスという花になり、アポロンの中で生き続けることになりました。


この話には重要な続きがあります。ヒュアキントスを殺してしまったのは、実はアポロンではなく、西風の神ゼピュロスでした。


↑西風の神ゼピュロスのイメージ図


ゼピュロスもまた、ヒュアキントスを愛していたのです。
その三角関係によって、ゼピュロスはアポロンに嫉妬し、風を吹かせて円盤をヒュアキントスに当てる様に仕向けたのです。



ゼピュロス
おのれ、アポロン。お前の投げた円盤を私の風でヒュアキントスに当ててしまおう。そうしたら、二人の仲が悪くなり、ヒュアキントスは私を見てくれるはずだ。



しかし結果は、ヒュアキントスが死んでしまい、とても悲しい結末になってしまいました。


ゼピュロス
グスン・・・。



こうした出来事があって、

・円盤投げから「スポーツ」「遊び」
・同性愛から、「悲しみを超えた愛」
・西風の神ゼピュロスから「嫉妬」


という花言葉が生まれました。

これでヒヤシンスの花言葉の由来はほぼ網羅できますが、「勝負」という言葉の由来が見えてきません。

それが、以下のもう一つの神話ということになります。



それはトロイア戦争。

ブラピが2004年に英雄アキレスを演じた映画トロイですね。ブラピが強すぎてめっちゃカッコ良かった映画。



トロイの木馬が有名ですが、これはトロイア軍を敗北に追いやった兵器です。最近ですとコンピュータウイルスにトロイの木馬と名付けたりもしていますね。


ヒヤシンスの花言葉の由来の神話、トロイア戦争


ヒヤシンスの花言葉の由来は、アキレスの戦死後の話ですが、一応アキレスとかトロイの木馬の話もしますね。


トロイア軍を攻め立てるもとても守りが堅く、アカイア遠征軍は決め手に欠けて攻めあぐねていました。

アカイア軍はそこで一旦諦め、トロイアを後にします。そこに超巨大な木のオブジェ『トロイの木馬』を設置して・・・。


http://erikaishikoro.blog.fc2.com/blog-entry-2015.html



トロイア軍は不信に思うも、これは敗北を認め神の怒りを鎮める為に木馬を用意したと思います。

それで木馬を場内に運び込み勝利の宴を始めます。


トロイア兵が酔いに酔ったころ、木馬の中に入っていたアカイア兵が場内で大暴れ、これをきっかけにトロイアは滅亡したそうです。

因みにコンピュータウイルスにおけるトロイの木馬は、こうした無害なカモフラージュをされたソフトが後々悪さをする、という意味で名付けられました。


その戦争に参加していたアキレスは既に不死身の英雄でした。


それは、アキレスの母が息子を不死身にするために、冥府を流れる川に浸したからです。

ただ、アキレスの踵(かかと)を掴んでいたため、そこだけは不死身にできなかったんですね。

アキレスは、この踵の部分を弓矢で射られてしまい、戦死します。


この弓矢を放ったのが、一説によれば弓矢の神アポロンです。


↑弓の神アポロン

ヒヤシンスの花言葉の由来は、アキレスの死後になります。

トロイア戦争で不死身の英雄アキレスが戦死しました。アキレスは鍛冶の神ヘーパイストスが作った素晴らしい武具を持っていました。


これを受け継ごうと二人の英雄が名乗りをあげます。

アイアース
英雄アキレスの武具は私が受け継ぐべきだ




オデュッセウス
いいや、私だ!


最年長の老将ネストールは、総司令官のアガメムノーンに進言します。



ネストール
どちらを選んでも遺恨を残すことになります。捕虜にしたトロイア兵達に決めさせるのはどうでしょうか。






そこで二人は、トロイア兵に熱く語ります。


アイアース
トロイア兵よ、私がいかに武勇を持っているのか聞くがよい



オデュッセウス
私はこれだけの戦果を挙げている。受け継ぐのなら私がふさわしいのだ。




結果は、わずかな僅差でオデュッセウスに軍配が上がります。



オデュッセウス
あはっはっはっーーーー!!




その直後に判定に逆上するアイアース。


アイアース
こんな判定は納得がいかん!ならば私はここで自害しようぞ!




その時に血で大地が染まり、そこから生まれたのがヒヤシンスだったという話です。



二人はのライバルの闘いから、ヒヤシンスの花言葉「勝負」が出てきたのではないでしょうか。



ネストール
(・・・。結局遺恨を残してもうた・。儂ゃ知らんがな・・・。)


こうした花言葉の意味が文学作品にも反映されていて、近年では以下に示すように、松浦亜弥さんの『ヒヤシンス』にも登場します。(作詞作曲は谷村新司さん)

内容を以下に記載しますね。

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松浦さんのヒヤシンスを谷村さんが作曲


・恋愛系(同性愛の場合もあり)
・スポーツ、ゲーム、遊び
・勝負

を意味するヒヤシンス。


最近の文学では、松浦亜弥さんのヒヤシンス(風信子)の曲に登場します。作詞作曲はなんと谷村新司さんです。



これは僕の解釈ですが、自分の風(生き方)とは何か?をテーマにしていて、そこに気づかせてくれたヒヤシンス。

そんなヒヤシンスに感謝している曲に感じます。


元気に咲くその姿に、多くの人が魅了されるのではないでしょうか。

ヒヤシンスの動画



さいごに

今回は、ヒヤシンスの花言葉を二つの神話を元に解釈しました。

花の生まれた背景を知ることで、育てたり、贈ったりする時に、込める想いの量と質が変わってきますよね。


育てる心、贈る気持ちをより一層大事にしたいと感じました。

最後にもう一度ヒヤシンスの花言葉をご紹介します。

ヒヤシンス全般の花言葉は、
・スポーツ
・ゲーム
・遊び
・悲しみを超えた愛

紫のヒヤシンスの花言葉は
・悲しみ
・悲哀
・初恋のひたむきさ

ピンクのヒヤシンスの花言葉は
・スポーツ
・ゲーム
・しとやかなかわいらしさ

赤のヒヤシンスの花言葉は
・嫉妬


白のヒヤシンス
・控えめな愛らしさ
・心静かな愛


・変わらぬ愛

黄色
・あなたとなら幸せ
・勝負


参考文献
花とギリシア神話 白幡節子著
花の神話 秦寛博著
ウィキペディア
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