『木蘭の涙』・・・。スターダストレビューの名曲です。
僕は花言葉を知るためにいつもやっている事があります。
どうも、じゅんぺいです。
それは、単に言葉を覚えるだけでなく、本当に意味する所、花が伝えたかったことは何なのか?
こうした事を紐解いていく事で、『使える花言葉』として、自分の心に刺さっていきます。
僕が学んだ花言葉を、多くの人に楽しんで貰いたい、そう思ってブログを立ち上げました。
今回は木蓮の花言葉を、スターダストレビューの『木蘭の涙』で考察していきます。
最初に伝えておきますが、『木蘭の涙』は、鼻セレブ最低5枚必要なので、注意して下さいね!
木蓮の花言葉の意味と由来
木蓮の花言葉は以下の通りです。
・自然への愛
・崇高
・持続性
・忍耐
・威厳
本記事では、『木蓮』『木蘭』と使い分けていますが、内容は同じで、当初は蘭(ラン)に似ていると学説が、蓮(ハス)に変わったそうです。
スターダストレビューの曲が出た時は蘭だったのかもしれません。
名前の由来としては、
昔: 花が蘭に似ている事から木蘭(モクラン)
今: いやいや、蓮の方が似てるよね?
→じゃぁ木蓮(モクレン)ね。
という経緯らしいです。
花言葉の由来に関しては、「自然への愛」は春に自らが自然を満喫するかの様に咲き誇る事から自然への愛と言われています。
木蓮は花期が短く3日程で美しさが衰え始めます。 しかし遠目には1週間ほどきれいに咲いているように見える事から、けなげに頑張る姿から、「崇高」「威厳」、粘って持続することから「忍耐」「持続性」であると捉えることもできそうです。
僕がこの花言葉を見て思ったのは、『地球(ガイア)』です。
これは一体どういう事なのか、考えていきましょう。
スターダストレビューの『木蘭の涙』
まずは以下の動画をご覧ください。スターダストレビューの『木蘭の涙』です。1993年の名曲です。
二種類の動画があって、
一つがライブバージョンで会場の一体感を感じたいならこちらがオススメ。
もう一つが番組で歌われたものですが、 聴きやすさならこちらがオススメ
僕の記事は読まなくても良いので、この動画をだけ見て帰って貰えたら、と思うくらいです。
僕はこの曲で鼻セレブ5枚行きました(笑)
どんな曲かと言うと、若くして亡くした恋人へ向けた曲です。
「やがて 時はゆき過ぎ 幾度目かの春の日 、あなたは眠る様に 空へと旅立った」
とあるように、付き合ってから何年かした後に、その恋人は、空の風となってしまいました。
いつまでも、いつまでもそばにいてくれると言ったのに、私を残してあなたは行ってしまった。
あなたが居なくなった、季節、木蘭の蕾を見るたびに、私は置き去りにされてしまったと、涙が溢れ出します。
あなたが来たがっていた、あの丘に一人きりで来ました。
あなたにさよならと言いかけて、何度も、何度も振り返ります。
終始この曲は大好きな恋人を忘れられない、という表現をしていますが、僕はこの先にもストーリーがあると思っています。
そのカギとなるのが『木蓮』です。木蓮は地球上最古の花木であり、一億年前の太古の時代から、今の姿のままなんだそうです。
つまり、木蓮はその遺伝子が地球の生と死を本当に長きにわたり見てきました。
いわば、木蓮は地球そのものと言っても良いでしょう。
あの風が吹く温かくて清々しい木蓮の丘で、恋人は風になりました。それは、地球の一部になったと考える事ができます。
いつまでもひとりだと、思っていますが、きっとあの丘であの風を受ける、そこに恋人がいると感じる事ができます。
これは、僕の実体験の感覚です。僕も祖母を亡くしています。
地球の一部となった祖母の話
あるうららかな春の日、病院のベッドにリラックスして座る祖母。目はとても穏やかでした。
その時僕は、親から電話があって、遠方の大学から帰ってきました。
入院中の祖母の調子が悪いとの電話を受けました。
危篤ではないので、まだ帰る必要はないと言われましたが、なぜか祖母に会いたくなったのです。
病院に到着した時は、家族、親戚がみんな揃っていて、とても穏やかな雰囲気でした。
僕が到着した時、祖母は僕の顔を見て笑ってくれましたが、その数分後に様子が変わっていました。
「おばあちゃん、おばあちゃん・・・。」
窓の外から温かい日差しと、草木、花の匂いの混じった風が吹き込む中、外で鳴るトランペットの音と共に、祖母は旅立って行きました。
20年経った今でも、涙の出る話ですが、地球の一部となった祖母の様子を思い出すと、とても温かい気持ちになります。
木蓮の花言葉のまとめ
木蓮の花言葉は、
・自然への愛
・崇高
・持続性
・忍耐
・威厳
です。木蓮は一億年前と変わらない姿で地球にいました。
絶滅の危機もあったでしょう。人間の繁栄なんてほんの僅かな時間に過ぎません。
それは、「忍耐」「威厳」「持続性」を持っていると言えるし、「崇高」で「自然への愛」にあふれています。
まさに『ガイア』と呼べる花言葉なのではないでしょうか。
PS
木蓮に関する物語は、他にディズニーでアニメ化された中国の男装の女将軍『木蘭(ムーラン)』という話もあるみたいですね。
この辺りも機会があればお話ししたいな、と思っています。
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