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紫白シロツメクサの怖い花言葉と花冠の約束が幸福、復讐を意味する理由

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あなたはこんな都市伝説を知っているでしょうか。シロツメクサの花言葉は、幸福と復讐。

『シロツメクサの花冠を相手に贈ることは、相手に結婚を約束すると同時にその願いが叶わななければ復讐に転じる・・・。』


どうも、じゅんぺいです。


みんな、こうした噂話が大好きですよね^^

確かにみんなが幸福の証だと思っていたシロツメクサが、実は不幸の象徴だった! な〜んて話は広めたくなるもの。

その話が本当かどうなのかは置いておいて、シロツメクサが、どういった歴史的背景で、世に広まってきたのか、花の持つキオク(記憶)を辿っていきたいと思います。

(シロツメクサ = クローバー という解釈で本記事は書きました)

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シロツメクサの花言葉(白)



シロツメクサ(白)の花言葉は、

・約束
・感化
・私を思い出して


結婚式の後に新郎新婦にシロツメクサの花を投げかける風習があります。

これは結婚の誓いが永遠のものとなるように、花言葉の約束にちなんで参列者が願うものですね。

ムラサキツメクサの花言葉(赤紫)



ムラサキツメクサの花言葉は、

・勤勉
・実直
・明るく陽気



です。ムラサキツメクサは、英語ではレッドクローバーと呼ばれたり、和名通称はアカツメクサとも呼ばれたりします。

四つ葉のクローバーの花言葉



四つ葉のクローバーの花言葉は、

・幸運
・愛情
・信仰
・希望



花言葉に信仰と出てきたのは、ご想像の通り、キリスト教の信仰から由来しています。こちらは後ほど解説しますね。


シロツメクサの由来

シロツメクサの英名クローバーは、ラテン語の『棍棒』を意味する Clava に由来します。

長い花茎に丸いシロツメクサの花が、棍棒に似ていたためだと言われています。



参考サイト


トランプのクラブはクローバーを表していますが、呼び名はクラブ(棍棒)です。





「どうしてトランプのクラブはクローバーなのに、クラブと呼ぶの?」

と、一般的にはマークと呼び名が一致しなくて、謎とされています。



その答えは、

クローバー = ラテン語での棍棒 Clava = クラブ

なんですね。語源まで遡ると意味が見えてきて面白いですね。それは、日本名シロツメクサでも同じことが言えます。



シロツメクサは白詰草という名前の通り、詰め草として使われました。

オランダの交易船が、ガラス製品を運ぶときに緩衝材として、乾燥させたシロツメクサを詰め、この種子から日本に伝わったとされています。

他にも2つありますが、まとめるとシロツメクサの由来は以下の3つです。


・緩衝材としての詰め草
・北海道の牧草のシロツメクサは、明治時代の牧草として導入された
・ツメクサ(爪草)という説




シロツメクサの用途は、

・空気中の窒素を取り込めるため、土を肥やす
・家畜の飼料
・ミツバチが好むためクローバー蜂蜜
・古代ローマ時代(紀元前700年前)から、花冠として利用


古代から愛されてきた花なんですね。


また、古代ローマと同時代の古代ケルト人の間では、悪霊に対抗する護符として、クローバーが大切にされていました。


トリケトラ(トリニティー・ノット)
外部サイト





ケルトでは、このころから三位一体の思想があったようです。これが1000年後にキリスト教の布教に使用されることになるんですね。

キリスト教とクローバー

5世紀ごろ、アイルランドへ、キリスト教の布教を考えていた聖パトリックは、古代ケルト人の時代より神聖な草と考えられていた、クローバーを布教に利用しようと考えました。


参考サイト


ケルト人の精霊三位一体
・土、水、火
・生、死、再生
・肉体、精神、霊





キリスト教の三位一体
・父(一神教の神)
・子(イエスキリスト、救世主)
・精霊(上記を繋ぐエネルギー)


を同一視させたんですね。


キリスト教の三位一体の装飾シンボルに組み合わさった青色のトリケトラ

http://www.ancient-symbols.com/japanese/celtic_symbols.html



聖パトリックは16歳のときに海賊に拉致されて、アイルランドに奴隷として売られてしまいました。

その後6年間、羊飼いとして働きます。

その後神のお告げを聞き、300km離れた故郷のウェールズに徒歩で戻り、そこからヨーロッパに渡り7年間神学を学びました。


ローマ司教・カエレスティヌスから、キリスト教を広めよ、と命を受けることになります。



その場所というのが・・・なんとパトリックの苦い経験の土地、アイルランド。

432年に奴隷として6年間苦しい生活をした、アイルランドに戻り布教活動を行います。


当時アイルランドはドイルド教でしたが、そこで30年経つまでに、なんと12万人をも回心させたそうです。


大嫌いな奴隷の土地アイルランドに単身布教に行き、30年布教活動を続けるなんて、ちょっと常識では考えられないメンタルの持ち主だったように思いますね。


ちなみに彼の命日の 3/17 は聖パトリックのとなっていて、アイルランド産のお酒(ギネスとか、アイリッシュ・ウイスキー)が安く飲めるそうですよ。


四つ葉のクローバーと十字架


四つ葉のクローバーは、十字架と見立てられることもあります。
4つそれぞれの葉に意味があって、

・希望
・誠実
・愛情
・幸運




を象徴しているとされています。ただ、物事には裏の意味も含まれることもあります。

十字架は、磔(はりつけ)の刑が連想されます。これによって、四つ葉のクローバーには、復讐という花言葉がある、という意見があります。



ただ、こうした花言葉の由来には個人的には疑問を感じます。

それは、そもそもイエス・キリスト本人が、復讐を望んでいたとは思えないからです。


イエス・キリストは、弟子のユダの裏切りによって、磔の刑に処されました。

一説によると、キリストはユダが裏切るとわかっていながら、彼の行いを静観したそうです。

結果として、磔の刑に遭いましたが、別の言い方をすれば、キリスト教が世に広まるきっかけとなりました。

ユダ本人の意思はどうであれ、こうした行いも全て包み込んでしまうイエス・キリストの行いから、復讐という言葉は出てこないように思うんですよね。


ちなみに、シロツメクサの葉の数の意味は4つ以上もあるようです。


シロツメクサの葉の意味

一つ葉
・ 困難に打ち勝つ
・合格祈願、勝利祈願等
・始まり

二つ葉
・素敵な出会い
・平和

三つ葉
・守護
・キリストの三位一体
・愛、希望、信仰

四つ葉
・真実の愛
・満ち足りた愛、富、名声、健康
・幸福

五つ葉
・富をもたらす

六つ葉
・地位、名声

七つ葉
・持ち主をありとあらゆる邪靈から守ってくれる
・最大の幸運

八つ葉
・お金持ちになる
・珍重されている

九つ葉
・幾久しく
・9は最高の數字で物事の極み


・・・まぁ、四つ葉のクローバーまででも1万分の1の確率なので、それ以上の枚数を手にするのは非常に困難だと思います。

四つ葉のクローバーの見つけ方



四つ葉のクローバーの見つけ方を探していたところ、クローバー探しのプロの方のサイトを見つけたので、ご紹介します。

コツをざっくり言うと以下の通りです。

・四つ葉が出やすい時期は春から初夏にかけて
草刈りが終わった後にも出やすい

・もっさりした葉を探すとみつけやすい

一枚一枚見るのではなく、ざっくりと見たときにもっさり感を見つけます。
四つ葉はどうしても影に隠れる葉が出るそうです。


・3枚の葉が偏った株
・変形した葉っぱのある株
・四つ葉のある株には、四つ葉が生えやすい。



外部サイト



シロツメクサの花冠の作り方

シロツメクサは、古代ローマ時代より、花冠を作られてきました。

作り方は、下記動画をご覧ください。





最後に

今回は、シロツメクサの花言葉や、歴史的背景などを紐解きました。

復讐など、都市伝説云々がありますが、ご自身の判断基準で理解されたら良いと思います。

昔ながらの風習、常識など色々とありますが、何より大切なのは相手のことを考え、思いやりながら贈る気持ちなのではないでしょうか。

最後にシロツメクサの花言葉の一覧を再度ご紹介しますね。


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シロツメクサ(白)の花言葉は、

・約束
・感化
・私を思い出して

ムラサキツメクサの花言葉は、

・勤勉
・実直
・明るく陽気

四つ葉のクローバーの花言葉は、

・幸運
・愛情
・信仰
・希望
・(復讐)




参考文献
花の神話 秦寛博著

外部サイト

外部サイト

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