ネモフィラの花言葉を調べましたが、良い言葉がほとんどです。
どうも、じゅんぺいです。
育てるにも、贈るにも気兼ねなくできるのがネモフィラです。
ネモフィラには、どんな花言葉や由来があるのでしょうか。
今回紹介するギリシャ神話には、まるで初恋か?とも思わせる様な話があります。
登場人物は、冥界の王ハデス。ハデスと言うと、恐ろしい神に感じますが、結末はむしろその逆です。
今回はネモフィラの花言葉、由来、そしてギリシャ神話についてお話しします。
ネモフィラの花言葉と注意点
ネモフィラの花言葉は以下の通りです。
ネモフィラの花言葉
・どこでも成功
・清々しい心
・可憐
・愛国心
・荘厳(しょうごん)
・あなたを許す
花言葉を贈るのなら、
「どこに行っても成功します様に」
と激励会などで励ますのも良いですし、
「清々しい心」「可憐」「荘厳」
と、凛とした志で頑張って欲しいと伝えることもできます。
ただ、唯一の注意点もあって、花言葉の一つ「あなたを許します」は使いどころが難しいです。
喧嘩した相手に、花を贈って 「あなたを許します」 ってメッセージだとどうしても上から目線になってしまいます。
なので、この花言葉だけは贈るときは要注意だと思います。僕は相手に不快に思われない様な贈り方が思いつきませんでした。
ネモフィラの花言葉の由来となったギリシャ神話をご存知でしょうか。それが冥王ハデスの登場する神話です。
ネモフィラの花言葉の由来となったギリシャ神話
ネモフィラの花言葉の由来となった有名なギリシャ神話があります。
そう祈り続け、ついに女性と結婚式を挙げることができた男性がいます。
しかし結婚式も束の間、約束どおり、その若者は神に命を捧げることになります。
悲しみに暮れたのは美しき女性(花嫁)です。
彼女は居ても立っても居られず、死者の国、冥府に向かいます。
しかし冥界の門は決して空きません。それは死者にしか開くことが無い門だからです。
彼女は門の前で座り込み、動けなくなってしまいました。
彼女の事を深く憐れんだのが冥王ハデス。彼女を一輪の花に変えました。
その花がネモフィラです。
その時にできた花言葉が、
・清々しい心
・可憐
・荘厳
です。
・命を捧げたいと思うほどに愛した純粋な若者
・生きたまま冥府を訪れた美しき花嫁
・願いを聞き入れたハデス
それぞれがまるで初恋をするかの様に純粋な気持ちで相手に接しています。
ハデスは、一般的には恐れられている冥界の神ですが、花嫁の心を痛み、願いを聞き入れる優しさを見せました。
そうして冥界に通じて彼女は彼と会う事が出来たんですね。
ハデスは身勝手な(打ち消し線)自由奔放な全知全能の神ゼウスと異なり、しっかりと常識を兼ね備えています。(ゼウスは浮気三昧、相談もせずに独断実行て多くの神を困らせたりする)
対してハデスはゼウスよりも早くに産まれた実兄にも関わらず、死者を治める冥府の主人になる様にゼウスに命令されたり、
愛するペルセポネを妻にしようと、ゼウスに相談した所、軽い気持ちで、
と許可を出してしまいました。
結果、ハデスは誘拐犯として、ペルセポネの母デメテルに激怒され大問題になりした。(最終的にペルセポネは妻になるものの、ハデスは恐妻家となる)
これくらい書けば、ハデスはゼウスと異なりいかに常識人だったのかが、わかると思います。
花嫁の願いを聞き入れ、冥界で彼と会える様に仕向けてあげたんですね。
その時にできた花言葉を再度書くと、
・清々しい心
・可憐
・荘厳
なんです。これがネモフィラの花言葉の由来です。
参考文献
参考リンク
参考リンク
ハデスはむしろ、優しい神様なんですね。
さいごに
今回はネモフィラの花言葉を紹介し、その由来となる神話を紐解いてみました。
ネモフィラの花言葉の由来は、結婚に命を捧げた男性の後を追った花嫁が、夫に会うために、ハデスにネモフィラに変えてもらった話です。
花言葉はこの時の神話が元になっているものが多いです。
一覧をもう一度紹介すると、
・どこでも成功
・清々しい心
・可憐
・愛国心
・荘厳(しょうごん)
・あなたを許す
という、初恋の純粋さを感じさせる様な花言葉が多いという特徴があります。
初恋というのは、失う(失恋)事をもろともしない気持ちの表れだったりします。
そうした純粋な気持ちで日々生活したいですね。
ネモフィラを用いた花のプレゼントを考えている場合は、ぜひコメント欄などに連絡を下さい。
一緒に考えたいと思います!
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