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リンドウの花言葉の意味に中二病?ずっとラブラブしたいならこの花だ

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リンドウはちょっぴり怖い花言葉も持っている花なのをご存知でしょうか。

この花は、すべての草花が枯れてしまった晩秋の草原に「正義や勝利」を貫きながら、『ぼっち』で立ち続けているようなイメージです。



でもこの怖い花言葉、実は末永くラブラブでいたい二人にオススメの花言葉でもあるんです。

それがどんな花言葉なのか、お伝えしますね。

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リンドウの花言葉の意味は正義と勝利と中二病?


リンドウは、秋の終わりに欠かせない花です。

源氏物語の「夕霧」の巻では、光源氏の息子・夕霧が、片思い相手の未亡人・落葉の宮を訪ねるシーンで登場します。

夕霧
枯れたる草の下より、竜胆(りんどう)のわれひとりのみ、心長う這い出でて露けく見えるなど、耐えがたき程の物悲しさなり


夕霧
(枯れた雑草の下から、たった一輪リンドウだけが、のびのびと這い出して露に濡れている姿なんて、それはもう、息苦しくなるぐらいに、もの悲しい風景だ)



夕霧はこれまでに何度も落葉の宮にアプローチしして来ました。


落葉の宮は、これでもかと重なる不幸から逃れるため、山奥に静かに暮らしています。

その山荘があまりに侘しくて、愛しさと切なさと、が溢れ出てしまう夕霧は


夕霧
どうか想いを聞き入れてください


と泣きつきます。

落葉の宮
しかし・・・それは出来ません。


マジメ人間だった夕霧が、まさかの恋に溺れていくのに対し、落葉の宮は、格下であり、亡夫の親友だった夕霧を、強烈に拒み続けます。



リンドウの花言葉は、まさにこの落葉の宮のように、不幸から逃げる『ぼっち』の気品と孤独の二面を表す言葉です。

さらに、ちょっと聞くだけでは【精神的にヤバそうな】怖い花言葉も持っているんです。

青のリンドウの花言葉

青のリンドウの花言葉はお見舞いにも



青のリンドウの花言葉は
・正義
・勝利
・的確
・寂しい愛情
・悲しみにくれているあなたを愛す

青はリンドウの代表的な色ですので、これらはリンドウ全体の花言葉としても使われます。

勝利は病に打ち勝つ、という意味につながり、お見舞いにも人気ですね。

けれども、涙を連想させる青色から、「寂しい愛情」「悲しみにくれているあなたを愛す」という一風変わった花言葉も持ちます。




「寂しい愛情」「悲しみにくれているあなたを愛す」・・・?

この二つの言葉を聞くと、何やら自己陶酔・中二病のフレーバーがして、ある意味怖い花言葉だと感じませんか?





たとえば。

少女マンガの王道『幼なじみが巻き起こす三角関係』

以下のようなやり取りです。

イケメンA君
お前・・・ウザいよ・・・。


主人公
どうして・・・(涙)


幼馴染のイケメンB君
もうオレにしときなよ



イケメンA君に冷たくされて、思わず泣いちゃう主人公を、幼馴染のイケメンB君が「もうオレにしときなよ」とか言っちゃうシーンですよね。


悲しむ主人公を同情して愛してしまうB君・・・。それはまさに「悲しみにくれているあなたを愛す」ですね。

B君はその後、急に主人公を抱きしめちゃったりしますが、「寂しい愛情」の通り、結局は報われません。


B君にシンクロしながら、想像の中の辛い恋に悶えちゃったりしましたね。




うわーーー恥ずかしいっっっ

といいつつ、そのストーリーの醍醐味は、イケメンに取られあう主人公気分を楽しむことだったりもします。

現実には


【たいして美人でもない自分と、高校生になっても一緒に登下校してくれて、実は自分に片思いし続けてくれるイケメンの幼ななじみ】


なんて存在しないって、わかっているんですけどね。

続いて紫の花言葉を紹介しますが、結構意外な花言葉が多いです。



紫のリンドウの花言葉



紫のリンドウの花言葉は
・正義
・満ちた自信
・高貴

珍しく男性的な花言葉が並んでいますね。

リンドウは源氏にゆかりの深い花です。

源頼朝と北条政子の出会いを作った花とされ、源頼朝の家紋と信じられていました。

この逸話から、鎌倉市の花にはリンドウが選ばれています。

<余談>
その後の研究で、頼朝はリンドウではなく「無紋の白旗」を使っていたとわかりました。
リンドウは、周辺の源家(具体的には村上源氏など)の家紋でした。
村上源氏は、源氏の中でも公家に近い存在ですので、
頼朝より「高貴」の言葉に似合っているかもしれませんね。
<余談終わり>




白のリンドウの花言葉

白のリンドウの花言葉は
・貞節
・誠実

源氏物語ならば空蝉、ですが、見た目そのままで、心は末摘草まで澄み切ってくれると、この花のイメージにぴったりです。



ピンクのリンドウの花言葉



ピンクのリンドウの花言葉は
・愛らしい
・固有の価値


「愛らしい」という花言葉は、ぷっくらと可愛らしい姿を想像させます。

他の色と異なり、まさに夢見る少女の雰囲気ですよね。

「固有の価値(intrinsic worth)」は、他の色同様、「孤高の姿」からつけられたといわれています。

ピンクのリンドウは原産国のアメリカではポピュラーで、日本でも流通量が増えてきました。




リンドウの花言葉の由来


リンドウの花言葉の由来ですが、】ンドウは群れずに咲く、といった習性から、正義・勝利・満ちた自信・悲しみにくれているあなたを愛す・固有の価値という花言葉が生まれました。

一方で、リンドウは曇りの日や雨の日は花は開きません。

さらに、晴れた日も、太陽があたっている時間だけ開花します。

このことから、

的確・貞節・誠実

という花言葉が生まれたといわれます。


太陽のある時だけ花開く・・・。つまり、心の中は、光に満ち溢れておりほんの少しの影もない、という意味でしょうか。

やはり、結果的に貞操は守ったけれども、光源氏に揺れてしまった空蝉ではもう一歩足りないようです。


しかし、このように場面を選ぶ、という花言葉の「的確」にはもう一つの由来があります。

それはリンドウが「薬」として育てられてきたことです。


病状に対して「的確」に処方する、という意味で薬の話と花言葉が結びついたようです。


アメリカでは、古くから、各種の中毒、疫病、消化不良、肝臓病などに投薬されました。

その他多くの国でもリンドウの薬効は知られ、まつわる伝説が残されています。

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東欧ハンガリーでは、その昔、死の病ペストが大流行します。

国王のラディスラス王は絶望し、それでも国内をなんとかしたい、という思いから弓矢を携えて森に入って

ラディスラス王
神よ、民の病を癒す薬草にあたるようお導き下さい


と祈りながら矢を放ちました。

矢の放つ方へ向かうと、その矢はある草を貫いていました。

王がその草の根を集めて持ち帰り、病人に与えると、たちまち病いが癒えたと伝えられます。

このことから、この草リンドウを


ラテン語の「聖ラディスラス王の薬草」


という意味で呼ぶことになった、と言われています。


また、日本の日光では、二荒の神様が兎の姿を借りてその薬効を親孝行な若者に教え、その若者の母親の病気を癒した、という伝説があります。


リンドウが末永くラブラブでいたい夫婦にオススメな理由


リンドウはどんなときも味方だよというメッセージ


先ほど中二病みたいで怖い、としたリンドウの花言葉「悲しみにくれているあなたを愛す」。


この状況を自分の場合に当てはめてみたらどうでしょうか。


あなたの恋人が仕事がうまくいかない、病気にかかってしまった、友達と激しい喧嘩をしてしまった・・・

暗い表情の【あなたの恋人】は正直、輝く笑顔でいるときよりも、魅力半減のはずです。

「悲しみにくれているあなたを愛す」の花言葉は、


「そんな魅力半減状態の恋人であったとしても、それでも私は全力であなたを愛し、味方として共に戦います」

という意味にならないでしょうか。


さらに「勝利」の花言葉も後押ししてくれます。

この花を贈った私が隣にいることが、あなたにとっての一番のお薬よね、と勝利の女神きどりで、茶目っ気もアピールできそうです。


困難を前にうなだれてしまうのではなく、二人でこんな秘密の会話を繰り広げながら、くすくす笑いあえるそんな熟年夫婦になれたらいいなぁと思います。


リンドウは死しても愛情が消えなかった二人のなれそめの花


リンドウは、源家にゆかりの深い花です。

そのきっかけは、歴史上稀にみるおしどり夫婦、源頼朝と北条政子の出会いの花だから、と言われています。


頼朝がある日狩りをしていると、リンドウの花を持った娘(政子)に会います。

頼朝
その花はなんだ?


秋の野の 尾花にまじり咲く花の 色にや恋ひん 逢うよしをなみ



(秋の野でススキに混じって咲く花のように、心のままに恋をしませんか。そうでなければあなたに会うこともできないでしょう。)(古今集の歌)


思い草と申します。


頼朝
ずっきゅーーーーーーーーーーーーん!




けれど、政子の父・北条時政は、二人の関係に大反対。

頼朝が敵となる可能性があって要注意、と朝廷に言われていたからです。

でも、二人は結局押し切り、鎌倉幕府の開府を成し遂げます。


政子は、周囲を上手に巻き込む形で、なにかと劇場型の(我が道をいく?)頼朝をサポートし続けます。

さらに、頼朝亡くなった後も、その遺志をついで、幕府の地盤を固めていきます。

しかし、政子は徐々に追い詰められます。

長男、次男の二人の息子を暗殺されたうえ、主不在のチャンスと朝廷軍に攻め込まれてしまいました。

戦況は最悪。絶体絶命です。

その逆境の中、家臣を集めてある演説をぶちかますのです。



政子「皆々様、あなた方にどうしても伝えたい、重要なことがあります。

頼朝様が鎌倉幕府を作ってから、あなたがは評価され、収入も増えました。

平家に仕えていた頃は考えられなかった事でしょう。本当に裕福な生活を送るようになりました。

これらは頼朝様のおかげですね。本当にありがたい事です。


しかしながら、そんな私達を滅ぼそうと企むものが現れました。奴らは頼朝様のご恩を忘れ、まさに今、攻め入ろうとしています。

藤原秀康・三浦胤義ら討ちとって、将軍にそのご恩を報いて欲しいのです。

もし、この中に朝廷に付こうと考えているものがいるなら、今すぐ私を殺し、鎌倉を焼き尽くしてから京都へ行きなさい!」





家臣「政子さまぁ・・・・(涙)」



政子の言葉は、家臣たちを瞬時に立ち直らせ、なんと承久の乱を勝利の形でおさめました。


家臣たちは、頼朝の姿を思い出すと同時に、政子が、いかに頼朝を助け、尽くしたか、そして頼朝が亡くなっても、彼をどれほど愛し続けているのかを知りました。

それが命を捧げる覚悟をもたらすほどの、強い衝動を呼んだのだと思うのです。


リンドウがきっかけで出会い、死ぬまで深い愛でつながれた二人にあやかり、結婚記念日に「思い草です」と紫色のこの花を渡せたら、思いっきりロマンティックですね。

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まとめ


今回は、リンドウの花言葉に関して、以下のことをお伝えしました。

1.リンドウの花言葉は、次のとおりでした。
青のリンドウ・・・正義・勝利・的確・寂しい愛情・悲しみにくれているあなたを愛す
紫のリンドウ・・・正義・満ちた自信・高貴
白のリンドウ・・・貞節・誠実

2.リンドウは次の理由から、末永くラブラブでいたい二人におすすめです。

理由1:どんなときでも味方でいるよ、という意味につながる花言葉を持つから
理由2:死しても愛情が消えなかった源頼朝と北条政子のなれそめの花だから

最後までお読み頂きありがとうございました。

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